私の就活物語1
私の就職活動が本格的に始動し始めたのは、大学3年次であった昨年の4月頃。
同じ大学の同じく3年次の生徒が一斉に大ホールに集められ、就職活動支援会社の社員から就職活動についての大まかな説明が話された、その時からです。
就職活動なんて全く自分に関係のないことだと思っていたのに、ついに自分の番が来てしまったのか。そんな心境でした。この時はおそらく、大半の学生が私のように就職活動が迫って来ているという事実を呑気に捉えていただろうと思います。
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説明会が終わると、同級生の間でちらほら「インターン」という言葉が飛び交うようになりました。
私は、せっかく働くならお給料が出た方がいい、という単純な考えから某メディアのライターインターン生として働くことになりました。
もちろんこの時、就活生になるという実感は私の中にはほとんどありませんでしたのでインターンを始めた理由は「なんとなく」が一番の理由です。
また、私がインターンを決めた会社はSNSなどで話題を集めていた会社であったので会社を選んだ理由は「ネームバリュー」、ライターを志望したのは「文字が好き」だったためです。
しかし、ぬるっと始めたこのインターンが私の就職活動への姿勢を大きく変えることとなったのです。
インターンの内容はのちに書くとして、、、
どうして私の就職活動への姿勢に影響したのか。
それは、インターンが私に「自信」を与えたからです。
この「自信」は私を人間的に大きく成長させてくれましたが、後に、私の就職活動においてかなりの悪い影響を与えるのです。
続く
吉井菜恵