私の就活物語10〜え?意外と内定出なくない?〜
2018年5月のお話。
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私が就活を始めたのは、大学3年生の10月。
当時は割とスタートダッシュが早い方でした。
説明会もインターンも何となくこなしていく中で、人見知りもなく、人と話すのが好きな私は「どっか受かるっしょ!」と本気で思っておりました。
私の就活の軸は、
*絶対!大手!
*できれば出版・メディア系
この2軸でした。
すごく短絡的ですよね(笑)
そして、大手に行きたかった理由は「かっこいいから」だったし、
ただ好きだったので出版・メディア系に進みたかった。
しかし大手へのこだわりが強すぎて、正直途中から職種は何でも良くなってました。笑
そんな私は、数打ちゃ当たる!精神で大手の企業のみ受け続けていました。
けれど、大手の企業に受かることは、もちろんそんなに簡単なことではなくて、選考も決められた日程(内々定が出るのが6月とかだったかな・・・)で進みます。
最初はとても余裕をぶっこいていた私ですが、5月ごろになるとかなり焦り始めます。
なぜなら、
中小企業の内定は4月ごろから出始めていたから!!!!!!
Q. 何でそれが焦る要因になるの????
A. それは・・・・、周りの友人たちが数々の内定をGETし始めたから
です。
周りの友人たちは、もちろん大手も受けていたけれど、
いうたら、手札がある状態で就活を進めていました。
しかし、大手にこだわって適当にことを進めてきた私には、手札が一枚もなかった。
そんな中で難しい大手の選考が進んでいく・・・・
え?もしかして私、一社も受からないんじゃ・・・
5月になって私は、初めてそんな不安を感じ始めたのです。
遅!!!!!
*
そんな焦り始めた私の行動は、負の連鎖を生じさせました。
大手の企業を受けつつ、
・今まで目に止めていなかった業界(サービス業など)の選考も受けてみる
※ESや企業調査、面接でかなり時間を取られる
↓
・志望動機が不明瞭、企業についてもあまり知らないため面接落ち
↓
・「どっか受かるでしょ」の精神が切り崩され、さらに不安に
↓
・また他の企業をとりあえず受けてみる
※ESや企業調査、面接でかなり時間を取られる
こんな状況が1ヶ月続いた頃には、当初唯一の強みだった「自信を持って話す力」すらなくなっていました。笑
どうしよう。大手とか言ってたけど、大手は愚かどこも受からないのでは?
ついにそんな心境にまでなって、不安度 MAX!!!!
という状況で6月。大本命の大手企業の選考に進むことになったのです。
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次回に続く★
p.s.いつも見てくださる皆さまへ
私の書くブログだから見てくれる。興味がある内容だから見てくれる。何気なく見てくれる。
色んな理由で見てくださっているかと思いますが、「見てるよ」そんな声にいつも支えられて、楽しく書けてます!
いつもありがとうございます。
吉井菜恵
ブログ再開します〜1年ぶりの執筆とその背景〜
みなさん。
お久しぶりです!
「私の就活物語」読んでくれている人、ありがとうございます。
昨年の4月に社会人デビューして早1年。
あまりにも仕事が大変で、執筆をやめてしまおうか。と、思っていました。
けれど、この度、、、、
「私の就活物語」執筆再開します!!!!!!!!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*ワーーーーーーーーーーーイ
何でこのタイミングで復活したの????
理由は2つ。
1.妹が就活のタイミングになったこと
2.私自身が転職を考えていること
そう。。。今こそこのブログを進めるタイミングだと思ったのです。
以前からこのブログが進んでいないことは、気がかりでは有りました。笑
ただ、本当に心に余裕がなかったんです。笑
しかしながら、妹が就活に向き合うタイミング。何か残せたらいいな。
そして、大手の企業に入っても必ずしも安定をつかめるわけではなく、転職を考えることだってある。そう、私はこの1年で知りました。
だからこそ企業選びは様々な視点からしてほしい。
そんな私の考えが妹だけではなく、今就活に向き合っているダレカに届きますように。
そんな気持ちでリスタートを決定しました。
どうか、暇つぶし程度に暖かい眼で見てくださいね!!!
では、本日はそのご報告だけで。
吉井菜恵
私の就活物語9〜座談会と卒業論文〜
お久しぶりでございます。
前回からだいぶ間が空いてしまったのですが、続きます。
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今回は少し怖い話をしましょう。ふふふ。
「私の就活物語8」でお伝えした通り、私の4月は怒涛のESラッシュでした。
そうしている間にも月日は流れ、あっという間に5月になります。
5月の私は大手の某銀行へ必死でアプローチしていました。
「え?出版社を受けてたんじゃ・・・」と、思われる方もいると思います。
そうなんです。確かに私は出版社へ行くために就職活動をしていたわけなのですが、出版社はそんなに甘くない。
大手の出版社には何千人もの人がESを出します。そして、受かるのはそこから数人程度。多くて10人。多くて、です。
本当に一握りの人しか受からないのです。
就職活動の怖いところは、みんなが一斉に始めるところです。
初めは「なんとかなるか」と出版社しか受けていなかった私も、友達が次々と選考が進むにつれて焦り始めました。
数打たないと、当たらないんじゃないかという感情が生まれました。
そして、「みんなが受けているから」という理由で銀行へのエントリーもしたのです。
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就職活動において、面接がスタートするのは6月1日からです。
しかし、実際はそうではない会社も少なくはありません。
私の受けた某銀行もそうでした。
もちろん名目は面接ではありません。だって、面接は6月からという決まりだから。
どういう名目で開かれるかというと「座談会」という形で進行するのです。
座談会は社員さんと1on1の形式で開かれます。
「質問ある?」と社員さんが聞いてきます。まるで座談会・・・
でも・・・・・
違うんです!!!!!!!!!!!!!!!!!
騙されてはいけない!!!!!!!!
座談会とか言いながら。はい、そこで終了。なんてことも少なくない。結構怖いものなんです。
私の受けた銀行では、噂によると12〜13回座談会がありそれを超えると最終面接なんだとか。
私は結局8回目の人事面接で残念ながら不合格となりました。
「またご連絡します!」という言葉を最後に。
ね?めっちゃホラーでしょ?笑
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そして、この頃同時に私の心を抉ったのが卒業論文の中間発表。
私はこれに関しても、舐めていました。なんとかなるでしょ!と。(本当に反省しています・・・)
その結果、準備不足を大勢の前で指摘されてかなり恥ずかしい思いをしました。
これは私の短所でもあるのですが、私は変なところでプライド高いのです。
だから、恥ずかしい思いをした時には、正直めっっっっっっちゃ落ち込みます。
思い出して、辛くなって、不安になって、すべてうまくいかなくなります笑
その時もそうでした。
銀行をぬるっと落ちたことよりも、その時の恥ずかしかった思いがフラッシュバックして、しばらくESにも手をつけることができませんでした。笑
多分就職活動と卒業論文の制作時期が重なってしまう。というのも就活生あるあるだと思います。
そんな人に言いたい。この段階で卒業論文がかなり進んでいる人は少ないです。
だけど、何事も舐めてちゃダメ。やるべきことには真摯に向き合うことが大切です。
ましてや、教授は一生懸命私個人の論文をこれから見てくれる人。
そんな人がしっかりと時間を取ってくれているというのに、なんとなくで乗り切ろうとするなんて言語道断。
今思えば本当に失礼でした。
*
話がそれてしまいましたが、これが5月の初め。
次もお楽しみに。
吉井菜恵
私の就活物語8〜エントリーシート地獄〜
そんなわけで、私の就職活動は4月半ばを迎えます。
この時期私を襲ったのはエントリーシート地獄。
私は出版社を中心にエントリーシート(以下ES)を送っていたのですが、出版社のESの恐ろしさは2点あります。
1つ目は、すべて手書きなところ
2つ目は、熱意を伝えるため一社につき最低2冊の本や雑誌を購入しなくてはならないところ
出版のESの平均枚数はおよそ4枚。会社によっては作文を書かされたり、小説を書かされたりするんです。
学業にアルバイト、説明会に座談会など時間に追われる大学生にとってこれは容易なことではありません。
結局提出を諦めてしまった会社もいくつもありました。
また、ESでは会社に熱意を伝えるため、かなり深くまで掘り下げて志望理由を書く必要があります。
そのため、出版社を志望するなら少なくとも各社の本を2冊づつは購入しなくてはなりません。
これがかなりの出費・・・。
文庫本などを主に手がけている会社はまだましです。だって、文庫本を2冊購入すればいいから。
けれど、週刊誌や月刊誌を取り扱っている会社を受ける際にはそうはいきません。
ESのためだけではなく、この先待ち構えている筆記テストや面接のためにもその企業への就活が終わるまでずっと買い続けなくてはならないんです。
多分私が就活のために購入した本の金額は4〜5万円くらいだと思います(白目)
そして気になる内容はというと、今年度必ず書かされた質問は
=「学生時代に最も力を入れたこと」です。
私はライターをやった経験を書きました。そしてこれが結構ナイスなポイントでした。なかなか周りの人と被らない話だったのでかなりヒットしました。
え?被るとかあるの?
と思われた方もいるかもしれませんが結論から言えば、
めっちゃ被りますWWWWWWWW
特に被るのは「スタバでのバイト」「塾講師の経験」「インターハイ」!
ESが通ると次に、それを元に面接があるのですが私は集団面接の際に思いました。
みんなめっちゃインターハイいくやんWWWWWと。
ちなみに被ることが悪いわけではないですが、被らない方が面接の際に興味を持たれることが多いです。
なので、私はそこに関してはドヤ顔でした。
話が逸れてしまいましたが、私の4月半ばはこうしてただエントリーシートに追われながら過ぎていったのでした。
続く5月は座談会という名の面接ラッシュ&卒論の中間発表!!!!!!!
ついに私の心が折れ始めます!!!!お楽しみに!!!
吉井菜恵
私の就活物語7〜最終面接と初めてのSPI〜
「私の就活物語6」で書きました通り、私は思いがけない展開で、4月に最終面接とSPIテストへの切符を掴んでしまったのです。
ちなみにSPIテストとは、
新卒採用に使われる「適性検査」のことです。
問題の内容は大きく分けて2つ。
1つは基礎的な能力を測る「能力検査」(簡単に言えば数学と国語)、もう1つは、人となりを把握するための「性格検査」です。
就活生は就職活動が本格化する前の2月ごろから勉強し始めるのが一般的。
私もなんとなくは進めておりました。
その為、私はこれといって勉強する速度を上げるわけでもなく、なんとなくSPIテストの対策をし、なんとなくその企業を研究して、その日を迎えたのです。
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私の就職活動において、初めての最終面接とSPIテストが行われたのは4月の20日でした。
面接会場には、社長と人事の方が2名腰掛けていました。そこに私が入り1:3の状態で面接がスタート。面接中は緊迫した空気感でした。
また、面接はエントリーシートに沿って行われ、趣味や特技から、会社の志望理由まで問われました。
面接の後のテストは面接官が退出した会場で1人で行いました。
終わると、退出を求められ帰宅。
以上が私の初めての最終面接とSPIテストの一連の流れです。
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「飛び抜けて良くはないけど、まあ悪くはないんじゃないかな」が私のその時のリアルな感想です。
しかし、結果をいうと、私はこの会社で必要とされることはありませんでした。
就活の怖いところなのですが、正直はっきりとした敗因がわからないのです。
もしかしたら面接官の気分かもしれないし、もしかしたら決定的な何かを私が言ってしまったのかもしれないし、もしかしたら会社の空気感に私が合わなかったのかもしれない。
もう一度言いますが、わからないことは本当に怖いのです。
「そんな悪くなかったし、相手が悪かったんだわ〜」
と当時の私は、せっかく反省する機会を与えられたにもかかわらず、ポジティブに乗り切ってしまったのです。
就活で気が滅入る人はかなりたくさんいると思います。そういう人たちにとって、この時の私のような気持ちの切り替え方は良いものです。
しかし、この時の私のように調子に乗っている就活生にとって、反省しないというのは失敗への階段を駆け上がるような行為です。
おっとりした社風のこの企業にとって私は、かなりイケイケの学生に見えたに違いありません。
「この子と働きたくないな」と思わせてしまったことが敗因かな、と、今では思います。
つまり、社会でとても大切な空気を読むことは、就活の面接においてもかなり重要なことなのです。
しかしこのことを経てもなお、当時の私は「自分も就活への向き合い方を考えなければならない」ということに気づくことはなかったのです。
続く
吉井菜恵
私の就活物語6〜初めての最終面接への切符〜
エントリーが解禁してもグダグダ過ごしてきた3月。
私はひょんなことから最終面接への切符をGETします。それは某テレビ局のグループ会社の合同説明会に訪れた時でした。
この説明会では5、6社が説明会を行っていたのですが、私の一番気になった企業はテレビ制作とは無関係でしたので、そこでは最も志望者数が少ない企業でした。
具体的にどんな企業か、ということは言えませんが人をハッピーにさせるそんな素敵な企業でした。
合同説明会でしたので、説明は約20分ほどで大まかな内容だけが話されて終わり。「更に詳しく知りたい人はぜひ後日来てください」と伝えられました。
*
そして私は4月、「何事も縁だし」という安易な気持ちで指定された日時に上記の企業を訪問します。
私は当然、第2回目の説明会だと思い訪問しました。
しかし、そこには私の他に4人の学生しかおらず、時間になると説明会兼一次面接が開催されたのです。
正直想定外の出来事だったので企業研究は全くしていませんでした。しかし、大手のというだけあり、私の私生活ととても関係のある会社だったので、面接はテンポよく受け答えすることが出来ました。
その結果
「次回、テストと、最終面接に進んでもらいます」と、最終面接への切符を掴んだのです。
【補足】
ここで、「え?内々定と面接は6月解禁じゃないの?」
と、思われた方もいると思いますが、ここが就職活動の怖いところ。
半分近くの企業が、一応決められている就職活動においての全体スケジュールを気にしないんです!!!!!!!!
「でも、銀行やメーカーなどのお堅い企業は守っているんしゃない??」
はっきり言いますが、それも違います。
お堅い企業も、面接はします。
いや、厳密にいうと「面接」ではありません。「座談会」という名前のナニカがあるんです。もちろんこのナニカ、全然落選させられます。
まあ、そういう挑戦的な企業だからこそ業績を残して来たのかもしれませんし、私はその選考方法を否定する気は全くありません。
ですが、これは本当に就活生が知っておくべき情報だと思います。
話が逸れましたが、こうして私は第一回目の最終面接へと進みます。
続く
吉井菜恵
私の就活物語5〜企業によっては早期に決着がつくのです〜
3月についにエントリー解禁した2019年の就職活動。
私はやりたいこともほとんど見つからないまま、とりあえず「新聞社」「出版社」「テレビ関係」を中心に就職活動を始めました。
誰かの心に響く、ものづくりができればなんでもいいや!と、思ったのです。
そんな気持ちだったので、気づいたらエントリーシートの提出期限が過ぎている、なんてことも少なくありませんでした。
ここが大きな失敗。
テレビ業界は前年の11月ごろから選考が開始しています。なのでこの時期第一回目のキー局の選考はすでに終わっており、テレビ業界はほとんどグループ会社の募集しかしていませんでした。なので、周りには既にテレビ業界をかなり研究してきた人たちがたくさんいました。
新聞社はまさにこの時期が選考開始時期。この時点で気持ち的にも勉強的にもしっかりと積み重ねてきたものがあるライバル達がたくさんいます。
(出版社は企業によって本当に選考時期がまちまちなので、一旦おいておきます。)
つまり、気持ちが置いてけぼりの私は周りより大きく劣っていました。
しかし、
お恥ずかしながら、私はまだここでも「なんとかなるっしょ」と、思っていたのです。
その為、説明会は月に3回程度しか行かないし、勉強も適当にしか進めませんでした。
ちなみにこの時期、私の周りの同級生は説明会を週に2回以上は行っていました。なので私は3月の時点で、他の学生よりも訪問した企業が5社以上少ないということになります。
しかし、そんな私、あることをきっかけに3月の時点で某企業の最終面接への切符を掴んだのです!!!
続く
吉井菜恵