私の就活物語6〜初めての最終面接への切符〜
エントリーが解禁してもグダグダ過ごしてきた3月。
私はひょんなことから最終面接への切符をGETします。それは某テレビ局のグループ会社の合同説明会に訪れた時でした。
この説明会では5、6社が説明会を行っていたのですが、私の一番気になった企業はテレビ制作とは無関係でしたので、そこでは最も志望者数が少ない企業でした。
具体的にどんな企業か、ということは言えませんが人をハッピーにさせるそんな素敵な企業でした。
合同説明会でしたので、説明は約20分ほどで大まかな内容だけが話されて終わり。「更に詳しく知りたい人はぜひ後日来てください」と伝えられました。
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そして私は4月、「何事も縁だし」という安易な気持ちで指定された日時に上記の企業を訪問します。
私は当然、第2回目の説明会だと思い訪問しました。
しかし、そこには私の他に4人の学生しかおらず、時間になると説明会兼一次面接が開催されたのです。
正直想定外の出来事だったので企業研究は全くしていませんでした。しかし、大手のというだけあり、私の私生活ととても関係のある会社だったので、面接はテンポよく受け答えすることが出来ました。
その結果
「次回、テストと、最終面接に進んでもらいます」と、最終面接への切符を掴んだのです。
【補足】
ここで、「え?内々定と面接は6月解禁じゃないの?」
と、思われた方もいると思いますが、ここが就職活動の怖いところ。
半分近くの企業が、一応決められている就職活動においての全体スケジュールを気にしないんです!!!!!!!!
「でも、銀行やメーカーなどのお堅い企業は守っているんしゃない??」
はっきり言いますが、それも違います。
お堅い企業も、面接はします。
いや、厳密にいうと「面接」ではありません。「座談会」という名前のナニカがあるんです。もちろんこのナニカ、全然落選させられます。
まあ、そういう挑戦的な企業だからこそ業績を残して来たのかもしれませんし、私はその選考方法を否定する気は全くありません。
ですが、これは本当に就活生が知っておくべき情報だと思います。
話が逸れましたが、こうして私は第一回目の最終面接へと進みます。
続く
吉井菜恵